線虫による新しいがんの検査方法

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昨日はこちらの方はあまり台風の影響はなかったですが、高知のほうは大変だったようですね。

天災が続きますが、そろそろ想定外じゃなくなるように防災のほうもアップデートしていかないといけませんね。

 

さて医学のほうから明るいニュースが昨日出てましたのでご紹介です。

 

尿1滴からがんを検査できる方法がまもなく実用化されるそうです。

がん細胞を嗅ぎ分けるのは小さな虫「線虫」です。アニサキスや回虫、蟯虫の仲間ですね。85パーセントの確率で15種類のがんを検知できるそうです。

この検査方法「N-NOSE」は、線虫ががん患者の尿に集まる性質を利用したものだそうです。その発見のきっかけとなったのは「サバ」に当たった患者だったそうで、2010年、佐賀県の病院でサバにあたった男性が診察され検査すると、胃壁に線虫「アニサキス」が食い付いていて、ピンポイントでがん細胞食いついていたということで、それから研究が始められて今日に至るそうです。

検査費は1回約1万円。検査は来年1月から提携企業の検診などで始まる予定だそうです。

まだしばらく巷に拡がるにはかかりそうですが、簡単な検査で早期発見できるのは良いですね。

こういうことは早く拡がってほしいものです。

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