鯉のお話・・・

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ゴールデンウィークが終わり昨日から診療開始しています。

皆様もゆっくり身体をリフレッシュされて良いお休みだったのではないでしょうか?

ところで5月の風物詩鯉のぼりですが街中ではあまり昔のように鯉のぼりをあげているご家庭が少なくなったように感じました。

それでも少し郊外の方に出かけると川幅いっぱいに鯉が泳いでいる様子が見られて懐かしい気分にさせてくれました。

 さて、実際のお魚の鯉のお話をひとつ・・・

自然の中にいる鯉はシジミやタニシを好んで食べるようなのですが、

パクパクさせている口の中にそんな硬いものを食べられるような歯は見えません。

 

しかし実は、鯉には喉の奥に「咽頭歯(いんとうし)」という歯が生えています。

その咽頭歯を使って貝殻を噛み砕き、砕いた殻はエラから吐き出す仕組みになっているそうです。

 

鯉のエサは水の中で柔らかくなるから歯がなくても食べられるというのは間違いで、ちゃんと立派な歯を持っていたんですね。

 

やはり、歯がなければ食べたいものも我慢しなくてはいけません。

 

そうならないように、定期的に歯医者さんで診てもらうことはとても大切です。

そして、普段からお口のケアはしっかりしていきましょう。

一生付き合う大切な歯です、定期的なメンテナンスをお勧めしています。 

木曜日午後、土曜日も午後7時まで診療しておりますのでよろしくお願いします。

 

院長  石田充宏

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