歯磨き粉に入っているフッ素とフッ素塗布のフッ素は違うの?という質問です。
市販されている歯磨剤のフッ素濃度は1000ppm以下と決められています。
一般に歯科医院で行うフッ素塗布はフッ素濃度で9000ppmぐらいです。
作用としては低濃度のものは酸で溶けたカルシウムを補う再石灰化作用に関与して、
高濃度のものはエナメル質のハイドロキシアパタイトに作用してフルオロアパタイトを形成して歯質の強化に関係していると言われています。
少し作用が異なるようです。
虫歯のリスクが高い人にはどちらも有効だと思われます。