スイス製薬大手ノバルティスの遺伝子治療薬「キムリア」(一般名:チサゲンレクルユーセル)の国内での薬価が1回の投与で3349万3407円に決まったそうです。通常の治療では治らなかった難治性の白血病やリンパ腫などの血液がんに対して用いられる薬です。
びっくりの値段ですが、今まで治らなかったものに効果があって命を救えるならミサイルや戦闘機にお金をかけるよりは有意義な気がします。それにだんだんとそういう薬が増えてくるとコストも安くなってくるんじゃないでしょうかね?
再生医療学会に在籍していますが遺伝子や細胞培養するような治療には厳しい規定がありますし扱える医療機関も限られるのでやはり高額になるんでしょうね。まあほとんど薬の開発費にかかってるんでしょうけど、そのうちに細胞採取や血液採取などだけ行えばすべてオートマチックに行える機械ができるんじゃないでしょうかね。
その方が人間のミスによるエラーも無くなるでしょうし、簡単になるのでそれを開発できればどんどん進んでいくのではないでしょうか。
(今現在どうやって作ってるのか実は知らないので、そういう風になってるのかもしれませんが、笑、詳しくなくてすみません。でもすべてオートマチックには行っていないと思いますけどね)
一つの病を克服するために原因を探って人体の不思議を解明していくことはすごく興味があるとともに改めて生命の神秘に驚かされます。
まあ、間違っても倫理感にのっとって行うようにしたいものですね。
SF映画じゃないですが怪物を作ってしまわないように、それが一番心配です。