先日のトップニュースはなんといっても「リチウムイオン電池開発の吉野彰さん。ノーベル化学賞を受賞!」でしたね。本当におめでとうございます。
またニュースに出られている吉野さんの笑顔が素敵でした。
結構研究者の友人はいますけれども、イメージとしてずっと研究室にこもって黙々と我慢強く何年も何年も地道な研究を続けるという忍耐のイメージがありました。
でも吉野さんの会見をお聞きしていると何か壁にぶつかったときは気分転換したり、方向転換する柔軟さも大切だというようなことをおっしゃっていました。
忍耐と柔軟さ、相反するようなことですがそのどちらも兼ね備えているから一流なんでしょうね。
壁にぶち当たり失敗するのは当たり前で、それから「さてどうしたもんか・・・」とその壁を破る方法を考えて乗り越えていくことによってはじめて成功するものだというようなこともおっしゃっておられました。
どうしても壁にぶち当たると「失敗だ・・・」と思ってめげてあきらめてしまいがちですが、失敗があって成功がある。何事も「トライ&エラー」の繰り返しで進歩するもんだなと改めて思いました。
ノーベル賞を取るような人は自分を信じれるすごく「ハートがタフな人」だと感じました。見習いたいものです。
思えば自分も数々の失敗や挫折を乗り越えて今があるわけで、それも今思えば笑い話みたいなもんです。
息子を含む、(笑)若い人たちにもその精神は伝えていきたいものですね。