そごう・西武のお正月広告で炎鵬関を起用したポスターを見ました。
小さな炎鵬関の写真があって・・・最初なんだろう?って思いましたが
読んでみると
大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。
そして小さな字で
「ここまで読んでくださったあなたへ、文章を下から上へ一行ずつ読んでみてください。逆転劇が始まります。」と書いてありました。
さ、
ひっくり
返そう。
最初の文章を上から読んでいくとなんてネガティブは・・・と思ったのですが、逆から読んでいくと
土俵際、もはや絶体絶命。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
今こそ自分を貫くときだ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
それでも人々は無責任に言うだろう。
どうせ奇跡なんて起こらない。
わたしは、その言葉を信じない。
大逆転は、起こりうる。
見事!なんだか力が湧いてくる気がしました。
よくできたコピーですね。
ほんと言葉って面白いですね。おなじ文章でも読む順番を変えると全く逆のポジティブな文章になる。
なんだか先輩にきついことを言われて腹が立っていた若いころのことを思い出しました。後になって思い返すと「ああ、あの時叱ってくれてよかったな・・・本当は自分のことを思って言ってくれたんだな・・・」と思ったものです。
言葉の本心は逆のことで、良くなって欲しいから嫌われ役になって叱ってくれていたというようなことってありましたよね?
まあ、言葉の受け取り方で力が湧くなら、真意は逆のこともあるということも覚えておいてもよいかと思います。要は自分が力が湧くように受け止めることが大切なのですから。
お正月早々になにか力をくれるキャッチコピーの広告でした。