飛沫感染と空気感染と何が違うのか?調べてみました。
簡単に言えば飛んでくる粒子の大きさの違いです。
くしゃみをしたときなどにウイルスを含んだ粒子として飛んでいきますが、その大きさが5㎛(マイクロメートル)より大きいのが飛沫で
その飛沫の水分が蒸発して5㎛(マイクロメートル)以下になったものが飛沫核と言われ、それで感染すると空気感染というようです。
私も誤解していたのですが、飛沫が乾燥して飛沫核になるんですが
乾燥されるとウイルスの感染力は衰えるようで、逆に湿度が高いと乾燥されずに感染力を持ったまま漂い続けるとのこと。
しかし、気道粘膜の繊毛運動の保持には吸気の湿度を保つことが必要とのことです。
要するに、外気は乾燥していた方がいいけども、マスクをして気道の湿度は保った方がいい。加湿しすぎるとウイルスは空気中を感染力を持ったまま漂い続ける。
密室でエアコンをかけずにいるとだんだん湿度が上がって飛沫したウイルスは粒子が小さい飛沫核になっても感染力を持ったまま漂い続ける。
だからカラオケボックスなどがいけないのですね。
加湿もやりすぎるといけないようですね。
ウイルスがいないと加湿した方が喉にはいいですけど・・・
新型コロナは主に接触と飛沫感染ですが密室で湿度が高いと空気感染する可能性もあるってことですね。
マスクについてですがサージカルマスクと言われるものは、細菌濾過効率(マスクによって細菌を含む粒子(平均粒子径4.0㎛から5.0㎛)が除去された割合)が95パーセント以上のものを言うようです。
そのなかでもN95マスクと言われるものは最も捕集しにくいと言われる0.3μmの微粒子を95%以上捕集できることが確認されているマスクのことです。
医療で使うN95マスクじゃないと飛沫は防げても、空気感染は防げないようですね。(うちには回ってきませんね・・・)
ということで換気を心掛けている今日この頃です。笑
あっ!それとよく聞くPM2.5っていうのは2.5㎛以下の粒子のことです。
これも普通のサージカルマスクじゃ防げないってことですよね。N95マスクだと防げます、笑。
ついでにスギ花粉の大きさは30㎛ほど、これは普通のマスクで防げますね。
ちなみに煙草の煙は1㎛以下です。N95マスクだと防げるんですね。知らんかった!
煙草の煙もインフルエンザのウイルス位危険なのですね。
いろいろ調べると勉強になります。