先日のポピドンヨードの件ですが、実験結果を発表した先生がテレビに出られてて詳しい話をされていました。
新型コロナウイルスのSタンパクがヒト細胞の細胞膜のACE2受容体に結合して感染が起こってくるそうで、そのACE2受容体というのが多くあるのが舌だそうです。口の中で増殖するウイルスは今までなかったそうです。他にも肺胞の上皮細胞や腎臓、精巣、血管内皮細胞などにその受容体が多いそうです。
感染の初期段階で口の中の舌の細胞で感染すると舌にある味蕾の神経を圧迫するので味覚異常が発現するそうです。
感染してウイルスが細胞内に入って遺伝情報を注入して新たに自己複製してまた細胞外に放出されるのに6時間くらいかかるそうです。
それから倍々で増えていくのでその時にポピドンヨードでうがいすると出てきたウイルスはほぼ死滅できるのでウイルスの量は減らすことが出来る、細胞に入っているウイルスは殺せないでしょうがウイルスの量をある程度抑えることが出来る。ウイルス量がある一定量以上にならないと症状は出てこないので重症化を抑えられているのではないかということらしいです。
ここからは個人的な想像ですが、ウイルス量をある程度抑えられていたら免疫機構が働く時間稼ぎにもなるので感染しにくくなるのではないかと思います。
あと、うがい自体でもウイルスの希釈効果はあるでしょうからやらないよりはやったほうがいいとのことでした。
・・・となると水でもうがいで希釈できるなら・・・定期的に希釈してウイルス量を減らせば感染のリスクは減るかもしれませんね。
定期的にお茶を少し飲むことは舌で増殖する新型コロナウイルスでは有効な気がするんですが・・・
お茶のカテキンはウイルスのスパイクタンパクのジョイント部分を塞ぐことによって細胞に入り込むのを防ぐようですので感染を防いでくれそうな気がします。あくまで初期の段階でですが。
定期的に希釈してウイルス量を減らして、なおかつウイルスの再感染をカテキンが防いでくれるので良いと思うのですけどね。笑
口の中で増える新型コロナウイルスの私的考察でした。