診療をしていて、一番悩むのが、患者さんのニーズと医学的な常識の兼ね合いです。
医学的の理想は、「病はみな早期発見早期治療」が原則です。
しかし、通院できる時間的問題や期間が限られる場合がほとんどです。
痛みが無ければ悪くないと思われている方もまだ少なからず居られるのが現状です。
痛みが無くてもレントゲンで異常が見られることは多々ありますし、それを説明することは医学に携わるものとして当然だと考えていますが、今すぐに治療が必要か?と言われるとそこで悩んでしまうわけです。
当然理想はすぐに治すべきだと思いますが、当医院では患者さんの通える期間によって治療途中になって困らないように治療する部位を相談の上決定しています。
もちろん医学的な理想に沿ってのベストの提案は用意していますよ。噛み合わせをちゃんと確保して治療していくことは当然として、この時期には2週間しか通えないと言われればその期間で治療可能な部分を治療していき、3ヶ月は通えるよと言われるならその期間で完治できるところを治療していきます。
もし、何か疑問があればなんなりとご相談ください。
出来る限りのサポートはさせていただきます。
院長 石田充宏