睡眠と免疫力

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睡眠と免疫力

私は昔からあまり睡眠をとりませんが、それでもあまり睡眠不足が続くと風邪を引きやすかったり、怪我が治りにくいと言った症状が出てきます。

いろいろ調べてみると、やはり睡眠と免疫力とは大きく関係しているようです。

 

免疫機構には細胞性免疫と液性免疫と呼ばれるものがあります。

睡眠不足がその両方を低下させるようです。
 

 


細胞性免疫とは体の中に入ってきた細菌を攻撃したりそれを取り込んでやっつける機能を持つ免疫細胞による防御機構のことです。ナチュラルキラー細胞(NK細胞)とか聞いたことあるでしょ?寝不足ではそいつの貪食能力が落ちるそうです。

もうひとつ免疫にかかわっているのが液性免疫と言われる抗体や補体などによる防御機構のことで、細菌にくっついて細胞性免疫を促したり、ウイルスや異物に結合して感染力や毒性を失わせる作用があります。

睡眠不足だとこの両方が落ちてくるので感染しやすくなったり、傷が治りにくかったりするようですね。(細胞の活性も落ちているので身体を修復するためのタンパク質の合成能力とかも落ちているのでしょう。)

 

ところが例外もあるようで一日二日程度のごく短時間の徹夜や睡眠不足によってはむしろ免疫力が上がると言うことがあるようです。

それは夜は休まるはずの交感神経が睡眠不足によって興奮し、ノルエピネフリンなどの神経伝達物質がたくさん出て、そのためにNK細胞活性が増大するのだそうです。

徹夜明けに妙にテンション高いときの状態ですね。補助エンジン始動!!みたいな、笑。

ですがそれはずっと続くわけじゃないですので休みましょう。

チョッ話が変わりますが、風邪を引くと妙に眠くなるときがありますよね?

 

それも免疫機構が関係していて、免疫細胞の出すサイトカインと言うホルモンの一種がその眠気の出現に関係しているとのことです。身体を休めろと教えてくれているわけですね、本当に人間の身体って上手くできていますね。
 

さて、免疫機構を低下させると言うことは・・・口の中の歯周病にも関係してきます。
 


寝不足だったり風邪引いたり、疲れて肩が凝ったときとかに歯茎が痛んだり、親知らずが痛んだり、したことありませんか?

普段は免疫ががんばってくれていて細菌の力と拮抗してますが、睡眠不足などの時には免疫力が下がりますから細菌の力が勝って症状が出てくるのです。

まあ、もともと細菌の力があるってことですから、普段気がついていなくても悪いところがあると言うことですので、ゆっくり寝たら治ったときも原因を除去しないとまた徐々に進んではいきますので定期健診をお奨めします。

 

最後に私が病気になったときにいつもやる回復法をお伝えしますね。

「ちょっとテニスして、美味いもん食って、笑って、寝る」

免疫力を高めるために少し血行をよくして、身体を温め、美味しいものを食べて、ニコニコ笑い話に花を咲かせ、後はぐっすり眠るというものです。

運動は体力無いと逆効果ですが、軽い運動は血行をよくして身体を温めるために良いらしいですよ。
 


昔から『風邪を引いてるのにテニス行くなんて!』といつも怒られて・・・

 

 

もう誰も心配してくれなくなりましたが、実はこういう効果もあったのです、と最近知りました、笑。
 


あながち私も間違ってなかったかなと・・・

あっ、この方法はあくまで自己責任でお願いしますね。笑

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