歯科医の仕事

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先日歯科の予約サイトの業者さんと話をしていましたら、ちょっと気になることがありました。

歯科の受診予約アプリで歯科医と衛生士と選ぶところがあって、そこで健診などの場合は衛生士を選んで、虫歯や歯周病の治療の時には歯科医を選ぶようになっているという説明でした。

健診で衛生士?

衛生士が健診するということはまず、問診して診察して病気かどうか病名を決めて報告するということですよね。

それっておかしいでしょう。

まずドクターが診て診断して必要とあれば検査の指示をして、それを踏まえて治療計画を立てて、ブラッシングの指導やスケーリングなど衛生士でできるものは指示を出して、ドクターの管理のもと治療の補助を行っていくのがすじでしょう。

 

ドクターですべて診れる人数なんて決まっていますので診療行為をしていないという建前のもと、そういうことがまかり通っているんでしょうが、病気かどうか判断することは立派な医療行為だと思いますけどね。衛生士独断で出来ないことだと思いますが・・・

 

以前、歯科医師会で障害者治療の仕事を頼まれたときこういうことを言われたことがあります。

「ここの衛生士さんはベテランなので、次に何をするか指示しますからそれに従って治療してください。特に難しいことは何も考えなくても良いです」とニコニコして言われました。

慣れない環境でドクターの手を煩わせないための配慮だったのでしょう。

でもすごく違和感を感じました。

衛生士が浸麻打ってるところや技工士が先生と呼ばれているところもあるようですが、それって根本が変でしょうと思いますけど、まあそういうのも時代の流れで黙ってるっとことは言うなってことなんでしょうかね・・・

昔、偉いさんに「現場の歯科医師の先生の屈託のない意見が聞きたい、今日は無礼講だから何でも話してください」と言われて正直に答えたらカンカンに後で怒られました。笑

理事の先生に「先生、みんながおかしいと思っても黙ってるって言うことは言ったらだめってことです」とくぎを刺されたことを思い出します。

あれからなるだけ黙っていますが、なんかしっくりこないのは我慢するしかないんでしょうね・・・

こういう時にいつも仕事辞めようかな・・・って思います。

辞めれませんけどね。笑

 

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