血漿を使った新型コロナ治療・・・

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新型コロナウイルス感染症の治療に新たな選択肢が増えそうですね。

新型コロナにかかって治った人の血漿を利用して治療しようというものです。

治った人は新型コロナウイルスに対する抗体を持っています、

その人の血液の中の血球成分を取り除いた血漿の中に抗体があるので、それを利用して治療しようというやり方です。

即効性がありそうですが、リスクもあります。

血漿の補充には健康な方から献血された血漿を使用しますが、輸血と同様、注意が必要です。特にウイルス感染に関しては、めぼしいウイルス感染症であるB型肝炎、C型肝炎、エイズ(後天性免疫不全症候群)、成人T細胞白血病などの検査を行い陰性であることを確認しますが、それでもこれらのウイルスに感染する可能性はまったくゼロではないということです。またそれ以外の未知のウイルスに感染する可能性もあるということです。

確率は少ないようですが、どうしてもそのリスクは付きまとうようですね。

ですが、まあそれは薬を使う限りなんにでも副作用のリスクはありますので同じようなもんかと思いますが・・・

また血漿成分の中の免疫グロブリンだけを取り出して濃縮する方法も武田薬品工業が、他製薬会社9社と協力して開発を始めたそうで、この7月にも臨床試験を始めるそうです。

第二波、第三波が来る前に戦う選択肢を増やしておくのは賢明なことだと思います。

来年にしか審議しないマイナンバーカードと銀行口座のひも付をコロナの二回目の給付金の時の迅速な対応のためとか言って、通そうとする賢明でない政治家とは大違いですね、笑。

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