新型コロナ感染が拡がっていますが旅行代金の半額が返ってくるGO toキャンペーンが7月22日分から前倒しで適用されるようですね。
事前に予約したものも後で申請して戻してもらえるようです。
この時期に・・・とも思いますが、前倒しで進めていくということは絶対非常実態宣言を出さないということでしょうね。
感染防護とは逆行しますが、そういう方針だから仕方ないです。
どうも一回決めたら間違ってても「決められたことだからそれに従うまで」という仕事ぶりで昔とちっとも変わらない体質のようです。
「上からそういう指示ですので、他のことはこっちの責任じゃないので知りません」的なものですね。
今だから言いますが、大昔に受けた厚生労働省の指導も同じようなものでした、笑
歯科の診療報酬の患者一人当たりの一か月の平均点数が高いと指導にかかります。
それもおかしいもので、極端に言うと、ものすごく流行っていて予約が取れない歯科医院があったとします。一か月に一回しか取れないと当然診療報酬が仮に1000点だとすると一回で1000点
逆に一週間に2回予約が取れて一か月だと8回通えるとします。一回の診療報酬を半分の500点だとしても一か月では500×8回で4000点になってしまいます。
仮に一回の診療報酬が半分の250点だとしても250×8回で2000点です。
一か月で比べると1000点と2000点です。
そうすると一か月の一人当たりの点数が高いということで過剰診療ということを疑われて監査にかかります。
別に過剰診療でも何でもない一回あたりだと半分です。一生懸命治療してもたとえおかしくなくても個別指導なるものに選ばれてすごい資料を用意しなくてはいけなくなり、まあその準備のために一週間は診療できません。
これじゃおかしいだろう?
小学生でもわかるじゃないですか1回と8回じゃ比べるのおかしいと。
「実日数で割れば一回の平均が出ますのでそれで比べないとおかしいでしょう」と言ったことがありました。
そうすると、「私たちが言われているのは一か月の平均点数が高いところを調べろと言われているだけですからそれに従っているだけです。先生は何にも悪いことをしていません、改善するところもないです。一生懸命診療されているのはわかります。ですがまた来年当たるでしょうね。大変でしょう?準備が。私たちは社会の歯車の一つなんです、それに従ってやるだけです。言いたいことわかりますね?当たりたくなければ平均点数下げるしかないです。どうするかはわかりますね」
と言われました。
医療費を抑えるためにとにかく回数を減らせってことです。
実際には本当に悪いところがあったとして、月に一回の治療で治るわけがありません。
やみくもに治療期間が延びて治らず・・・結局全体に考えるとトータルでは治療費は増えるでしょう。でもそんなことはお構いなしで、「とにかく一か月の平均減らせと言われてるので減らすだけ」です。これと似てますよね。
あまり言うと怒られますのでこの辺にしときますが、彼らには治ろうが治るまいがそんなことは上には言われてないのでどうでもいいことだということです。
言われたのは「平均点数下げろ!」だけだからです。根本を変えないので薬だけドカッと出して「また来てください」が続くだけです。医療費も治さないので(治らないのでかな?)ずっと減ることはないでしょう。ちょっとづつだけど長く続く・・・だけですね。
話がそれちゃいましたが、いつになったら総合的に考え機能する体制が出来るんでしょうかね・・・
あんだけ頭に良い人たちが集まってるのに不思議ですね。笑