診療の期間について質問がありました。
誰もが速く治したいと思っていると思います。もちろん出来る限り速く治療を終えるようにしたいのはこちらも同じです。
治療にはいろいろな種類がありますが。虫歯に限って言えば
1:詰め物をするだけのもの(プラスチックのようなものを詰める)
2:型を取って詰め物をするもの(技工所で銀歯やセラミックを作ってくるもの)
3:神経をとらないといけない治療が必要な場合、昔神経の管の中の治療をされているが、再治療が必要な場合。
4:抜歯が必要な場合。
5:噛みあわせが無くて残っている歯も伸びていたり、傾いていたりする場合。
などがあります。
1:などはその日にその歯の治療はすみます。
2:などはその日に型を取って次の来院時に入ることになります。
3:になると神経を取る場合は取った後の状態によりますので何度か中の薬を交換することになるのでその回数だけ時間がかかります。最短で冠が入るまで4回ほどかかります。
4:になると抜いてからの傷が治らないと最終的な修復物を入れられないので傷が治るのを3ヶ月とか4ヶ月とか待たないと作れないのです。
歯肉の状態が安定して形が変わらないようになってからでないと、入れることが出来ないので時間がかかります。
5:になってくると歯を抜いたり、形を変えたり、神経の治療をしたり、とすべてが絡んでくるので最も時間がかかります。
と言った具合でなかなかすぐにといかないのです。なかなか大変ですが、ご了承ください。
また一度にたくさん治してほしいと言うこともよくお聞きします。
詰めるだけのものとかなら噛み合わせに関係しない場合は何本かは同時に治療できますが、
型を取って噛み合わせに関係してくるような場合は噛み合わせを確保して作っていかないといけないので一度には治療できないのです。
本来の噛みあわせが狂ってしまうと様々な悪影響が出てきますので、ちゃんと噛むことが出来る状態を出来るだけ保って治療することが必要です。
ざっとこんな感じですが、出来る限り速く治療を心がけていますので、詳しくはご相談ください。
速く治す為には早期発見が基本ですのでよろしくお願いします。
広島市の節目健診、妊婦健診、などのおはがきをお持ちの方、対応しておりますのでよろしくお願いします。
学校健診で引っかかった学生さんも早めに治療しましょうね。