無断キャンセル問題

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最近飲食店や宿泊予約の無断キャンセルが問題になっていますね。

ネット社会になって直接人と話したりとか会ったりして予約する必要がなくなってきたためについつい軽い気持ちでキャンセルする人が増えているんだそうですが、やられるほうはたまったもんじゃないですね。

人の顔が見える状態だと「申し訳ないなぁ・・・」と少しは考えるんでしょうが、見えないスマホ予約が当たり前の世代はあまりそういう感情はわかないらしいです。軽い気持ちで全く悪気なく無断キャンセルしてしまうとのことですね。

ちょっと考えれば困ることはわかると思うのですが、便利になりすぎた時代の闇の部分とでも言うんでしょうかね。

 

それとはまた違いますが今回京都の宿泊予約無断キャンセルで捕まった母子が居ましたが、これは悪質極まりないですね。2200件も繰り返して宿泊料金の一部が還元される特典ポイントを得ていたということですから確信犯です。

まあ、歯科医院でも無断キャンセルはどうしてもなくならない問題ですが、医科の話でこんなことを聞いたことがあります。

何時間もかかる再建手術のために手術室も麻酔科医もスタッフもすべて準備していたんだけれども当日に来なかったということです。途中で怖くなって逃げだしたのかもしれませんが、連絡はなかったのことでした。

歯科以上に医科の場合は多くのスタッフや器具などを使います。でも保険で行った場合は無断キャンセルでは料金は支払われません。人件費も準備の費用もその時間で他の患者さんを救えた命もあったかもしれません。

元来、性善説を前提に予約とかをとっていますのでそれが崩れるともうどうしようもないですね。

ちょっとの気遣いで住みよい社会になれると思うのですが、そうなるように願いたいものです。何でもかんでも法律で縛らないといけないのも粋じゃないですもんね。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加