ダイヤモンドプリンセス号の下船始まる

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ダイヤモンドプリンセス号の下船が始まりましたが、いろいろ船内の環境を暴露した動画もあるようです。

その動画によると、どうやら感染の専門家が指揮を執っているわけじゃなかったようですね。

まあ今更混乱を招きますから取り上げても仕方ないことですが、厚生労働省の役員が何を話したところで現場には専門家の指揮のもとに行うのが当たり前だと思います。

いくら専門家に指導やアドバイスをもらったところで実際に熟練した専門家じゃないと同じことなどできないです。

感染予防の指導を一回受けたくらいで出来るなら苦労しません。

医学的には清潔域か不潔域の二つしかありません。「どっちかグレー」なんてものは無いのです。

グレーは不潔域すなわち感染していると考えるべきです。その前提がうやむやなら全員が感染しても当たり前で、今陰性で下船してもどこで感染するかわかりませんが、船内にいるほうが感染リスクが高いかもしれませんので下船することは良いことだと思います。

しかし、下船した人が陽性にならないかどうかはわかりません。検査した日がいつなのかわかりませんし、その後に感染しているかもしれないです。なぜならクルースタッフが感染しているそうですし、世話をしているスタッフの検査はしていないそうですから、症状が出ていなくても感染している可能性は高いと思いますので。エボラなどの感染症では下船後も隔離するのが本当で当たり前でしょうけど。

今の段階はだれがいつどこで感染してもおかしくないので、下船した人だけ隔離してもあまり意味がありません。そういう意味でご自由にですが、下船後に発症することはありうると思いますね。

公共の交通機関を使って移動して、そこでももうすでにいっぱい感染者はいるでしょうから下船した人だけ規制しても仕方ないという意味です。

日本以外の国は下船後も母国に帰った人は隔離するそうですが、それは母国には拡がっていないから新しく入ってこないようですので当たり前の対応です。

日本がそれをしないのは、もうすでにいっぱい隠れていますが感染者がすでにいるからです。もはやすでに遅いからです。

幸いそれほど致死率は高くないので良いですが、ウイルスが変に変異しないのを祈るばかりですね。

日本のまずいところは隠すところですね。小出しにして余計に不安になりますもん。

今度から専門家が指揮をとれるように法整備してほしいですねと思います。

それにしても受験生にはとんだ災難の年になりましたね・・・

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