お知らせ

書類整理・・・

 

わー・・・出さないといけない書類の整理で今までかかっちゃいました・・・

昨日と同じく二連荘です。

歯科医も体力勝負なところがありますからね

おなかすいたのでなんか買って帰りましょう。

午前様になってしまいそうです・・・笑。

Dear Roger・・・

 

ウィンブルドン、終わりましたね。
男子決勝優勝のロジャーフェデラー、完璧な強さです。第7シードのマリン・チリッチを6-3、6-1、6-4で下し、史上最多8度目の優勝を飾りました。
35歳にして1976年のビヨンボルグ以来、一セットも落とさずウィンブルドンを制した選手となる快挙を成し遂げました。
しかも最年長優勝者です。

年齢を経ても衰えるどころか技は円熟味を増して緩急を織り交ぜ、バックハンドのリターンはさらに進化してスピード、コース、安定感ともすばらしく、フォアハンドのアタック、カウンターショットなどは讃える言葉も見つかりませんでした。

まるでダンスを踊っているかのようでバランスが取れて美しく、心底テニスを楽しんでいるようでした。

テニスをかじっている全世界の人の憧れでもありますね。
 

 

「ノバクには2度負けるなど悔しい決勝もあった。でも常に信じてきた。自分は戻ってくることができると信じ、夢を見続けてきた」


「こうして今、8個目のトロフィーと共にここにいる。最高だ。人生の中で自分を信じ続ければ、遠くまで行くことができる」というコメントが印象的でした。
 

ロジャーがまだまだ現役で元気なプレーを見せてくれてしかも最年長優勝となると微妙な歳の私にも力をくれます。 

「ロジャー、おめでとう!そしてありがとう!」と言いたい気持ちで一杯でした。

 

テニスをやりたくなりましたが・・・実は肩を壊してしまいまして、しばらく何にも出来ない状態です。

 


イメージトレーニングだけでは身体が付いていかない歳ですが、良くなるまでじっと我慢の日々が続きそうです・・・

インプラント学会出席のため

 

7月15日午後よりインプラント学会出席のため休診とさせていただきます。

さて今回は新しいインプラントのお話と、各支部の代表の方のポスター発表、インプラント周囲の骨造成の最先端なお話を聞いてこようと思います。

いっしょに勉強してきた先生方に会えるのも楽しみですし、さてどんなお話が聞けるか、どんな症例を見せてくれるのか楽しみです。

 

なお来週は7月18日(火曜日)より平常どおり朝9時より診療いたしますのでよろしくお願いします。

抜歯後の出血のお話・・・

抜歯後の出血についてのお話をすこし・・・

歯は歯肉の中の骨(歯槽骨)に歯根膜繊維と言うものを介してくっついています。


いくつもの繊維で固定してあるみたいな感じでしょうか。

繊維の分、少しですが余裕があってわずかに動くのはそういう理由です。

外傷などで歯をぶつけた場合・・・

この歯根膜繊維が部分的に断裂して動いてしまうわけです。
これが外傷性歯牙亜脱臼と言われるものです。

また完全に切れてしまうと固定するすべがなくなるので歯が抜けると言うことになります。
これを外傷性歯牙脱臼と言います。


 

それでは抜歯のときはどういうことが起こっているのか?

 


抜歯のときはこの歯根膜繊維を切って人為的に脱臼させてやるわけです。

そうして歯が抜けると歯根膜繊維が切れてしまうわけですから出血してきます。

そして歯が入っていた骨のくぼみ(抜歯窩)が出血した血液で満たされます。

その血液が固まって(血餅)歯が抜けた骨のくぼみをカバーしてくれるわけです。

この血餅による抜歯窩のカバーがあって感染を防いでくれるし、新しい粘膜や骨の再生が行われるていくわけです。

この血の固まりが早期に取れってしまったりすると感染の危険性が出てきたり、粘膜や骨の新生が遅れたりします。
 


血液があるから組織に栄養や酸素を行き渡らせる事が出来るし、組織の再生、新生が行われるのです。

歯槽骨の周りに慢性の炎症が続いていた場合、人間の身体はうまく出来たもので、その炎症から他の部分を守ろうとして周りの骨を固くしてブロックしていく反応が起こることがあります。
こうなると骨がカチカチになり、抜歯しても血が出ないことがあります。その周りに毛細血管が無いんですね。
そうするとどうなるか・・・

 


血液が無いと組織は再生したり新生したり出来ませんからいつまでたっても治らない・・・
また細菌に対しても抵抗できる白血球が運ばれてきませんから感染を起こしていきます。

だからそうならないために、もし抜歯して血が出なかったら・・・

 

その悪い部分をかき出したり、

骨に穴を開けたり、

その部分の骨を削除してわざと出血させるようにします。

 


そうすると新しい骨が再生されていくんですね。

このように出血は組織の再生に必要不可欠なものなのですね。
 


もちろん出血が湧き出るように起こって止まらない異常な出血は話がまた違いますが、その話はまたの機会に・・・

元気で明るく・・・

 

昔、沖縄で見つけた面白い看板。

飲み屋さん、スナックのスタッフ募集でしょうか。

元気をくれる看板とでも言いますか・・・私もまだまだ働けるぞって笑ってしまいます。

やっぱり元気で明るいのが一番でしょうかね。笑

良くみると88歳のところが貼り付けてあって・・・どんどん更新してるんですかね?今度前を通ったら確かめてみますね。笑

 

関連痛

 

歯の痛みについて

歯の痛みはどこで感じているのでしょう?

歯が痛いといってもそれは実は脳が痛みを感じているのです。

下の奥歯が虫歯になって痛みはじめて、それがだんだんとひどくなって、そのうち上の歯にも痛みを感じるようになったと言う経験をお持ちの方も居られると思います。

もっとひどくなると、どっちも痛くなり、

「どこが痛いのかわからない・・・」といった状況になったりもします。

 

それは実は神経の走行と関係があります。

 

下の奥歯は下顎神経から分かれた神経支配ですが、上の奥歯は上顎神経から分かれた神経支配です。

しかしおおもとは、三叉神経という神経から枝分かれしたもので、痛みが弱いときは神経への信号がどちらのものか脳が判断できるのですが、

刺激が強かったり、長期間になると、どちらからの信号なのか、わからなくなったり、隣同士の神経なので興奮が伝わりどちらの神経も興奮して痛みを感じるようになります。

このように痛みを訴えている歯が原因歯ではない場合があります。

それを良く理解しておく必要があるわけです。

 

以前も「下の歯が痛い」と言う主訴で来られた患者さんがいらっしゃいました。

いろんな歯医者さんに行かれて診てもらったけど治らない、痛みを訴えられている歯の治療も何度もしてもらったが治らないということでした。

診させて頂くと、

下の奥歯の治療も途中になっていたのですが、どうもその歯はそれほどの痛みを出しているようには思えなかったので、

(もちろん下の歯も引きついで治療したのですが、)

「どうも上の歯にも問題があるようだな・・・」ということで、そちらも説明し治療させていただきました。

そうすると上の歯の神経を取る治療をした途端に、まったく痛みが消えたと言うことでした。

この場合はどちらの歯も悪かった症例でしたので、前医の先生も迷われたのかなと思いますが、歯髄症状なのか、感染根管の症状なのかを、良く問診し、判断して、原因の可能性を潰していくことによって判断できるものでした。

 

患者さんの主訴が下の歯と言われているときに、上の歯を治療するにはかなりの説明とその根拠とお話しする勇気が要りますが(笑)、

それも歯科医の努めかなと思います。

痛みが取れたときの患者さんの安堵した顔を見ることができると

ちょっと仕事終わりの一杯が美味しく感じれます。

小さいけど、大きな幸せかもしれません。

いつ磨くか? 今でしょ!

 

 

歯みがきはいつするか?


私が大学を出たころは「食べたらすぐ磨く」と言うように言われてきましたが、今は唾液に再石灰化作用があるので食べてしばらく経ってから磨きましょうと言うのが主流になってきています。


しかし、これも食後何分?と言うことになってきますよね?

いろんな説がありますが、いろいろ調べてみると

ひとつは・・・

食後約30分の間は口の中は食べ物に含まれる糖をエサに細菌が酸を生成するので酸性に傾き、歯の表面のエナメル質を溶かす状態になっています。ですので30分は歯みがきを控えて唾液の緩衝作用で酸性がアルカリ性に戻ってから歯みがきをするのがいいだろうというものです。

もうひとつは・・・

食後の約30分間は酸性に傾きエナメル質がいつもより傷つきやすくなっているから歯みがきを控えようと言っているが細菌のエサとなる糖を除去することのほうが大切なので口腔内が最も酸性に傾く食後10分以内に歯磨きするのがベストと言うものです。
 


まあ食後10分以内に酸性にもっとも傾くというのは本当なのか?って言う疑問もありますが・・・笑。

昔、小学校の子供の夏休みの自由課題の実験で

「食事してからすぐに口の中は酸性になってその後唾液の緩衝作用でアルカリ性になっていく」と言われているので試してみたときがありました。
 


予想では食後すぐには青いリトマス紙は赤くなって、30分後くらいに赤いリトマス紙が青く変化していくのかと思っていたら・・・

 

最初から赤にはなりませんでした。最初から真っ青・・・

「あれ??言ってたことと違う・・・」
子供もびっくりでした、考察書くのが大変・・・

おそらくですが、実験の被験者の口腔内の細菌の種類や比率、唾液の分泌能力やその唾液の性状、緩衝能力とか、食べた食物の種類とか(砂糖が多いとか、など)などによって一概に同じ時間で酸性になるとは言えないのではないかと思います。

虫歯の菌が多い人の場合や唾液の分泌の少ない人、また糖分の多い食事をした人などは酸性に傾くでしょうが、その度合いは人さまざまだと思います。

ですのでそれほど何分以内に磨かないといけないとかは無いと思いますが、時間を置けば細菌の付着が強固になっていくので、食べたら、早めに磨かれるのが良いかと考えています。
 


現時点では、何分経ってからとか何分以内にというよりは磨き残しが無いように時間をかけて磨くほうが大切なのではないかと考えています。

また、新しい情報が入れば修正をかけていきますが(笑)、昨日まで当たり前だと思っていたことが急に実は違うって言うのは結構あるものですから・・・

インプラント6月例会のお話

 

土曜日に近未来オステオインプラント学会の中国支部例会に行ってきました。


今回は矯正学的な見地からの総合的アプローチと、口腔内のプラークの中にもピロリ菌がいるというようなお話でした。


インプラントを使った矯正や、下顎の骨隆起があることによって舌が収まるスペースが確保するために常に舌を後方に引っ張らないといけないので、それに関係する筋肉の緊張があって肩こりを起こしたりと言ったようなこともあると言うような興味深い内容でした。(ちょっと難しい専門的な話ですが・・・)

診療も総合的に考えていかないといけない時代に来ていますが、

 

いろいろな専門医と連携してこれからはもっと考えていかないといけないと思いますね。

がんばりましょう!

L8020についてのお話

 

L8020菌についてのお話です。

L8020菌は広島大学の二川浩樹教授が発見した、むし歯菌、歯周病菌、カンジタ菌の発育を阻止する、殺菌効果のある乳酸菌の一種です。

口の中にはたくさんの細菌がいますが、人によってその細菌の種類や比率が違っています。虫歯になりやすい人は虫歯を引き起こす菌の割合が多かったり、歯周病の人は歯周病に関係する菌の比率が多かったりと言った感じです。

すべての細菌を殺すことは出来ません。またいろいろな細菌がいることによって善玉菌の比率が多いことによって他の悪玉菌の発生を抑えているといった具合です。

 

このL8020菌を摂って増やすことによって歯周病菌やむし歯菌の発育を阻害することが出来るので習慣的に摂ることは効果的です。

 

 

実際に使ってみた感想ですが、歯みがきの後に使っているのですが、少し酸味のある感じです、

味は好き嫌いがあるかと思いますが、歯がツルツルした感じですっきりします。

 

歯磨きしても時間がたつとだんだんと細菌が増えてきますので少し唾液も粘っこく感じるのですがそれが少ない気がします。歯垢の増殖も抑えられてるのかなと・・・

 

歯みがき後に毎回使うのがいいかと思います。キャップ一杯になってますが、そんなに使わなくても十分口の中身いきわたる気はします、笑。

 

むし歯や歯周病だけじゃなく、歳をとってくるとカンジタ菌などの細菌も増えてきたりしますので入れ歯の患者さんにも効果的かと・・・

800円で当院で発売中、お奨めです。

 

 

イメージとは

 

 

さて今週も無事終わりました。 明日はテニスでストレス発散です。

ということで・・・

 

今回は趣味のテニスに関するお話です。うちの猫のトラちゃん画像とは関係ありません。  笑

 

現実と感覚のすり合わせが大切と言うお話。


テニス暦だけは長くてもう学生のときからなので30ウン年(歳がばれますね。)


今は結構簡単にiPadなどでビデオ撮影が出来るので自分のイメージと実際のギャップに驚かされることが多いです。


感覚どおり体が動けば良いのですが、なかなか難しいのが現実です。
でも、何度も何度もそれを繰り返していくうちにだんだんとイメージと近づいてきます。

どちらかと言うとそのイメージが大切な気がします。

身体を動かそうと思うにはイメージしないといけないので、こういうイメージで行うと現実にはこうなると言った感じですね。

なので現実のことだけ考えてしまうと実際に身体がそういう風には動かないと言ったことがよくおきます。

いろいろな先輩やコーチにイメージを教えてもらってきましたが、若いころの私は「でも実際の写真と先輩の言っている打ち方と全然違いますよ」と反発したものです。

でも今になって、こういうイメージで打つと実際にはこんな打ち方になると言うのがわかってきた気がします。

それをやったことのある人だけが感じられるイメージ、感覚は何ものにも代えがたい貴重な体験エピソードです。

今ではそういう声をたくさん聞いてみたいと思っています。
ほんと、心身とも丸くなったものです、笑。