今朝のニュースでダチョウの新型コロナウイルスの抗体が役立つのではないかというニュースをやっていました。
なんでも、ダチョウというのは感染症に強い動物だそうでほとんど感染症が悪化しないらしいです。
個体として強い免疫機構を持っているんでしょうね。
今までもいろいろなウイルスの抗体をダチョウに作らせて医薬品などに応用してきたとのこと。
まだ薬品というわけじゃないとのことですが、そこは期待できるのかなと思います。
それと予防という観点からマスクにダチョウの抗体をしみこませた物を作ったそうで新型コロナウイルスが飛沫したとしてもそれで無毒化し感染を予防できるんじゃないかというもの。
あとはスプレーとかでコロナウイルスの除菌?(新型コロナウイルスにしか効かないよね?)
どれくらいの時間でウイルスが無毒化されるのか不明ですが・・・(それに使うんだったら別にアルコールでいいんじゃないかとも思いますけど、ほかの細菌やウイルスにもおおむね除菌できるので)
まあ薬じゃなくて食品として扱ってるとのこと・・・
そこまではまあ良いのかなと思ったのですが、あるクリニックで点鼻薬のような形(あくまで薬としてではなく「・・・のような形」)でウイルス予防のためにさすというのです。あくまで薬ではなくて食品としての扱いだそうで・・・
その先生が言うには・・・
「完全に予防できるかはわかりませんが、マスクのような感覚で・・・予防できるんじゃないかと・・・」ということでした。
それにはちょっと違和感を覚えました。
病院で、薬としては認可できてないので、あくまで食品として勧めている・・・。
薬としては副作用も効果もわからない、エビデンスもない、そんなものを食品だからとお医者さんが、「効くんじゃないの?」って感覚で勧めてもいいもんなの?という疑問です。
他の感染症では確かにダチョウに抗体を作らせて薬を作った例は今まであるそうなので、それは期待できると思うんですが、鼻粘膜とか、気管の粘膜に噴霧してどれくらい作用するのか?また吸収されるのか?それとも、その点鼻して濡れているときだけ効くのか、アレルギーとか起こさないのか?そんなの調べないで使っていいのかな・・・と思ってしまいました。
専門外なのでよくわかりませんが、テレビの影響力って強いので誤解を招くんじゃないかとちょっと思ったニュースでした。